■概要
Macに最初からインストールされているAutomatorでは「サービス」をつくる事ができる(Snow Leopard以降)。
「サービス」とは右クリックメニューやショートカットキーで呼び出せ、色々なシゴトをさせることのできる機能のこと。
日付を出力するというシゴトをこの「サービス」で実装すれば任意の所で日付が出力できる。なお、日付の出力にはシェルスクリプトを使う。
#応用無限大
■やり方
1.Automatorを開く
2.種類を聞かれるので「サービス」を選ぶ
3.アクションを検索できる所から「シェルスクリプトを実行」を探してドラッグ
4.スクリプト入力スペースに以下のコマンドを入力
export LC_ALL=en;
date +%y%m%d%a_%H%M;
export LC_ALL=;
5.「"サービス"は、次の項目を受け取ります」を[入力無し]にして、選択されたテキストを出力で置き換えるにチェックをいれる(※下の画像の赤丸の箇所)。
6.格好いい名前で保存する
※下に画像を載せておきました。
※Automatorがこの画像のようになればアプリの完成。
すると、[右クリック]-[サービス]-[格好いい名前]で日付が入力できるようになります。
※右クリックをしても、[右クリック]-[サービス]-[格好いい名前]が出ないときは、5番の項目を特に確かめて最初からやり直して下さい。最初に保存した時にサービスの種類が決定され、上書きでの変更ができないような仕様になっているようです(Lionの場合)。
スクリプトの内容の変更は上書きをしても、特に問題ないです。
これはホームディレクトリの下のライブラリの下のServiceという場所に格納されていますので、編集したい時はこちらを参照して下さい。
ターミナルで【open ~/Library/Services/】と打っても飛べる場所です。
次は、キーボードショートカットを設定します。
1.[システム環境設定]から[キーボード]を開く
2.サービスの所にさっき作ったサービスがあり、横をクリックするとショートカットキーが設定できる。
※なお、このショートカットキーが既に他のアプリで使われている場合干渉して動きません。
※[Control+Option+Command+h]や、[Option+Command+F7]などで動いているのを確認しましたのでお試しあれ。
日付のフォーマットを変えたい時は、
ここを参考にして、date+の横の「%なんちゃら」の所を書き換えて下さい。