戯言と作品レビューや分析のブログとその時の思いつき。
かんなぎ  1(完全生産限定版) かんなぎ 6 (6) (REX COMICS) TAKE MOON 2 (2) (IDコミックス DNAメディアコミックス) 涼宮ハルヒの憂鬱 超月刊ハルヒ 4048542982 B001LF3M9E amazon
シリーズもの 『かんなぎ』全話レビュー 涼宮ハルヒの分析
一点目。
エンドレスエイト。普通の夏休みの話。

原作『涼宮ハルヒの憂鬱』はメタライトノベル(=メタ萌えアニメ)であるという言い方をされる。このエンドレスエイトはまさにこのメタ萌えアニメ感に満ちていた。

えーと、冒頭から挙げると、プールで水着、仲間とショッピング、浴衣で夏祭り、川辺で花火、虫取り勝負、着ぐるみを来てバイトする、天体観測、バッティングセンター、花火大会、釣り、肝試し、映画鑑賞、ボーリング対決、カラオケ、夏休みの宿題、をやらずに妹とゲームで遊ぶ。これらは学園ものの定番のモチーフなのだ。

それは全てハルヒの計画に従っている。こういった自覚的な入れ子構造がとられていて、とくに今回は これらが20分強に詰め込まれているという無理矢理感も含めて「メタ」感が強く出ていたように思う。

これを順当に展開させたのが、野球回であり宇宙戦艦バトル回であるわけであります。

二点目。

「エンドレスエイト」。そのタイトルを訳せば、「終わらない八月」とでもなろうか。恐らく、来週はキョンが高校野球を見ているシーンから始まるだろう。 この話は八月がループする話で、今週とほとんど同じ風景が描かれるだろう。で、途中で気がついて解決編みたいなお話だろう。

ここで重要なのは、キョンと同じ体験を視聴者ができる仕掛けをとっているという事だ。キョン=視聴者という視線が一貫している。だとすれば、視聴者の前に提出される映像は愚直にループされていなければならない。

この仕掛けは、ややこしいお話である『ハルヒ』を妙なリアリティをもって我々に迫ってくる事の一因となっている。

そして、キョンとハルヒの恋物語ということは、視聴者と萌えアニメの関係性の象徴的関係の表象という事になる。大昔のギリシア人が愛と正義を象徴化させたキャラクター達を抱き合わせていたように。

***

ハルヒについてもけいおんについても書きたい事は少しあるですが、ちょっと時間が無く。日曜日に何かupできるかもわかりませんが、とりあえずはエンドレスエイトの覚え書きでありました。
 『けいおん!』や『らき☆すた』に代表される、「淡々と」女子高校生の日常を描く作品が人気を集めている。と、同時にこういった日常モノの何が面白いのかわからない人も増えている気がする。

 山本寛氏が「妄想ノオト 出張版 第六回」で書いている、満たされない欲望を満たすアニメ(仮想充実型)から、満たされている現実の裏付けや保証たるアニメ(現実充足型)へと、トレンドが移っているのではないか、という仮説を紹介する。

 表面上は女性キャラクターが沢山登場するハーレムもののような世界が展開されているが、その内実では、方向性は全く異なっているかもしれない。見た目が似ているからこそ、起こる論争もあるだろう(例えば、とらドラ!はリア充向けアニメ?だったり)。

 また、先日書いた「『 けいおん!』ヒットの原動力とは何か」の補足を、 仮想充実型/現実充実型という区別を用いて書いてみたい。

というエントリであります。

(続く)
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ハルヒの二期(*)を楽しむために、強引な解釈をしてみようか。
ハルヒの一期は長門の見た「夢」だった。
長門の「現実」はこの4月から始まった。
長門がハルヒたちを待っていた「3年」の重さを私たちは知っている。
祭りの再開ではなく、長門が夢見た祭りを始めようじゃないか。

(以下、ネタバレ)
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ばべのれさんが、『けいおん!』のヒット要因を情報環境的な側面から、分析している。

創造力より生成力の時代――ハルヒ2期の前に整理しておきたい、京アニが『けいおん!』を選んだその理由。


氏が注目したのは、ネット上でのコミュニケーションである。2chでの当期アニメのスレ数一位が『けいおん!』で二位が『咲-Saki-』で、その差は約3倍となる。一方、ニコニコ動画ではその差は10倍以上に跳ね上がる。

・2chアニメ板作品別スレでの比較

 『けいおん!』178スレ

 『咲-Saki-』70スレ

・ニコニコ動画での比較

 『けいおん!』約4000件

 『咲-Saki-』約300件

(上記サイトを元に作成)

『けいおん!』はニコニコ動画対応であると、氏は結論づける(削除バイアスがどの程度かかっているのかはわからないが)。参考までに他の数字を挙げておけば、「かんなぎ」が1280件、「MUNTO」が60件、「クラナド」が2000件、「らき☆すた」が23000件程度となる。

その際、使用されるのタームが濱野智史氏の集合的な創造性を生む「生成力」である。で、ニコニコ動画において「生成力」を生むのは、「音楽」であると氏は分析をする。「東方」「アイマス」「ボーカロイド」というニコニコ3大ジャンルには音楽が絡んでいる云々。


以上、要約。これをネタにいろいろと考えてみたい。
(続く)
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 当サイトでは、RSSの配信にFeedBurnerを使用していたのですが、こちらの方がgoogleに統合された結果、購読ができなくなってしまいました。英語版に同様のタイトルのRSSフィードがあって、そちらにこちらのRSSフィードが上書きをされてしまった形です。

 問題の方は、以前から気がついていたのですが、ちょっと更新をする時間がとれず連絡が遅くなって申し訳ないです。

 正常にRSSが購読できなくなった人は、お手数ですがもう一度登録の方をよろしくおねがいします。

 FeedBurnerの使用は継続したいと思い、新アカウントを発行しました。
 対応してくれとメールを送っても完全に無視をされたり、そもそも起こりえないイージーミスに不信感がつのる対応だったのですが、(将来的に、fc2を離れる事になるかもしれず、そうなったら中立的なフィードURLは魅力的です。
アニメ様こと小黒祐一郎氏がマクロスの思い出を語っていた。

仲間達と喫茶店でだべりながら、誰かが入手してきた美樹本晴彦のキャラクター原案のコピーに鼻息を荒くしたり、大阪のメカキチが参加するらしいと噂をしたりする(大阪のメカキチとは、DAICONのメンバーのこと)。

期待の中での放送開始。期待を上回る、画期的なメカや美少女の描写がある一方、制作体制が甘く脳内補完すらできないレベルの作画の回もある「よくも悪くも、ムチャクチャなアニメ」。

「ぼくらの時代」を代表する作品は、シリアスな『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』に対するアンチテーゼになっていた。
(……)
『ヤマト』や『ガンダム』は大人が作った作品だった。それに対して『うる星』や『マクロス』は若いスタッフが、若いファンに向けて作った作品だった。観ているだけでも「自分達と年齢が近いスタッフが作っている」のが実感できた
第66回 ぼくらの時代

宇宙戦争とラブコメが同等のものとして扱われるのが『マクロス』の新しさだった。異星人と戦闘した直後に、女の子と喫茶店に行くのが『マクロス』だった。そういった感覚は、当時の僕達の価値観にフィットしていた。その点で、『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』とは明らかに違った作品だった。ゼントラーディ人が驚いて「デ・カルチャー」と叫ぶのを観て、僕らはゲラゲラと笑った。
(引用者注:ゼントラーディ人は戦闘民族で「文化」に免疫が無い為、男女がキスをしたり手を繋いだりすると大騒ぎをして「デ・カルチャー」と言う。)
第107回 『超時空要塞マクロス』(TV版)


 小黒さんのマクロス語りで注目したいのは、「第109回 TV『マクロス』と近親憎悪」である。放送から10年後にマクロスを見た時の印象、さらに後にアニメをみた時の印象が書き連ねられている。

10年くらい前、何かの理由でTV版『超時空要塞マクロス』を観返して、自分がこの作品に対してネガティブな感情を持っている事に気がついた。一番嫌だったのが、一条輝の言動や、彼を中心にした恋愛模様だった。
(……)
人間関係に不器用なところも、ふてぶてしいところも(さらに言えば、自分が人間関係に不器用であるのに気づいていないところも)、あの頃の自分達にそっくりだ。恋愛模様についても同様で、『マクロス』本放送当時の自分達の、人間的な未熟さが思い出されていたたまれない気持ちになった。
(……)
 そして、デ・カルチャーの意味にも気がついた。作品内における意味ではなくて、自分達にとっての意味について気づいたのだ。ゼントラーディ人は、地球人の男女がキスをしているのを目撃すると、それに驚いて「デ・カルチャー」と叫んでいた。
(……)
異性や恋愛に興味はあるが、オクテであった僕達が、自分達より明らかに異性や恋愛に関して遅れていたゼントラーディ人を笑っていたわけだ。


(続く)
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【09.5.21追記】
ハルヒ二期、笹の葉ラプソディ放送されました。
早速レビューを書きました。長門の3年と私たちの3年は同じだったのじゃないか。
以下は、情報があまりない時の考察になります。

* * *

ハルヒの二期の噂がネット界隈を飛び交っている。アニメ二期が告知→消失したりなんだりで数年間気をもむ→09.4.2に「あらためて放送開始」という謎のスタイルで、第一期の時系列順一話が放映された→再放送なのか混合放送なのか議論中(今ココ)。

おそらくは第一期との混合放送で決定だろう。こんな予測をしてる2ちゃんねるの人がいた。

828 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2009/03/10(火) 12:28:55 ID:Inr+KEPI0
前にあったのを転載&修正。ごちゃまぜにするとこんな感じなると思われる。
時系列順だと新作が来るのは5/21……

04/02 第01話 涼宮ハルヒの憂鬱1
04/09 第02話 涼宮ハルヒの憂鬱2
04/16 第03話 涼宮ハルヒの憂鬱3
04/23 第04話 涼宮ハルヒの憂鬱4
04/30 第05話 涼宮ハルヒの憂鬱5
05/07 第06話 涼宮ハルヒの憂鬱6
05/14 第07話 涼宮ハルヒの退屈
05/21 第08話 笹の葉ラプソディ   → 新作
05/28 第09話 ミステリックサイン
06/04 第10話 孤島症候群(前編)
06/11 第11話 孤島症候群(後編)
06/18 第12話 エンドレスエイト    → 新作
06/25 第13話 涼宮ハルヒの溜息1 → 新作
07/02 第14話 涼宮ハルヒの溜息2 → 新作
07/09 第15話 涼宮ハルヒの溜息3 → 新作
07/16 第16話 涼宮ハルヒの溜息4 → 新作
07/23 第17話 朝比奈ミクルの冒険 Episode00
07/30 第18話 ライブアライブ
08/07 第19話 射手座の日
08/14 第20話 サムデイ イン ザ レイン
08/21 第21話 涼宮ハルヒの消失1 → 新作
08/28 第22話 涼宮ハルヒの消失2 → 新作
09/03 第23話 涼宮ハルヒの消失3 → 新作
09/10 第24話 涼宮ハルヒの消失4 → 新作
09/17 第25話 涼宮ハルヒの消失5 → 新作
09/24 第26話 ヒトメボレLOVERS   → 新作


私も、5/21が新作の配信日と考えて間違いないと思う。

今回の放送の第一話が「涼宮ハルヒの憂鬱I」から始まり原作の時系列に忠実である事、全放送話数が28話であるという放送局側の証言、あとは番組表の表記が再放送ではない件であるとか、再放送にしてはニュータイプ誌上はじめ熱心すぎるプロモーションがなされている不自然である事とか。

それに、 Youtubeの角川アニメチャンネルで『ハルヒちゃん』『ちゅるやさん』という連載が絶妙のタイミングではじまっている事も、不自然である。ネット上の目線を涼宮ハルヒに向けさせようとするのは、その先に本命が待っているからだろう。

普通に再放送込みなので、新規ユーザーにも優しいというあたりも、なかなかの妙手かと。

ただし、実際に放送されるまでにこの事実が角川本丸から我々に伝えられる事は無いだろう。理由は単純で、そうしなければネット上が盛り上がらないからだ。第一話が次回予告無しで放映されたのも、放送されるまでわからないという状況を作るための伏線だろう(単純に尺が足りないという説もありますが)。

YoutubeやBlog界隈での連携によるネットでの口コミプロモーションが涼宮ハルヒというプロダクトを大成功に導いた事は間違いが無く、角川がYoutubeと提携したのもその所以だろう。ネットを煽る為に、確信犯でたくさんの釣り糸をたらしているわけである。

バレバレの状況証拠だけがある。しかし、その解決編は決して示されない。ネットに接続している我々の情報に対する飢えは決して解決する事が無い。従って、その飢えを解決する為にコミュニケーションが止まらない。ほとんど確定!といっている当エントリを見た所で、オフィシャルなソースでもないわけで不安は解決されない。従って、mixiやブログや2ちゃんねるなどのネット界隈やリアルな世界に至るまでその不安を解消しようと「ハルヒって混合放送で決定なの?」と無数のコミュニケーションが生まれる。

(続く)
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 京アニの『クラナド』を語ろうかなと思っていたのだが、まずは原作をやろうと思い立ってはや数ヶ月。ハードディスクの肥やしになっていた、クラナドのフルボイス版を最近やっております。

 渚→智代→風子→春原→相良→藤林姉妹(今ここ)という感じで、ここまでやってもCG達成率は35%くらい。長大なボリュームだとは聞いていたが、 まだ、半分いっておりません。

この手のゲームの通例に従って、キャラクター毎にシナリオが用意されている。あるシナリオの主演キャラクターには別シナリオではきっちり助演としての役割が与えられていたり、キャラクター同士の会話も描かれる。他のこれ系のゲームだと、こういった横の繋がりがおざなりになっているケースも多い中、きっちり 作りこんでいる印象。繰り返しプレイするうちに、クラナドの世界、あの学校という世界が浮かび上がってくる。

(続く)
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