戯言と作品レビューや分析のブログとその時の思いつき。

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 シチュエーションもキャラクターも物語も、どこかで見たようなものばかりである。
 しかし、武梨えりの凄さはそんな所にあるのではない。

 書き込みの密度が半端無いのだ。

 といっても、絵が黒っぽいという事ではない。 キャラクターやキャラクターの関係性や心情、シチュエーションといったマンガ全体がもっている情報量の密度が濃いのだ。

 前著『TAKE MOON2』のあとがきマンガにこうある。「タイプムーンに萌え転がるパワーの余剰で生まれた様な本でございます //ぜひ一緒に転がって頂けたら幸いです」

Takenashi 01
TAKE MOON2 より

 グレンラガンの放映中武梨えりは、連載を抱えて忙しいはずなのに、パロディイラスト満載の特設サイトを開いていた。そのあまりの面白さで、武梨えりを知った。その縁か、武梨さんは週代わりで切り替わるガイナックスのトップ絵を描いていた。特設サイトの方は残念ながら削除されてしまっているが、ガイナックスのトップ絵の方は今でも見る事ができる

 画面一杯にニアが溢れかえっている。作者の萌え転がり、武梨えりは「怨念(?)」とイラストのコメントに書いているが、そういった感情がそのまま作品に叩き付けられている。

 このパワーの余剰が「密度」に置き換わっているのだ。『かんなぎ』でも同じだ。一度、武梨えりという蒸留装置を通して得られた濃度の高いエキスで、『かんなぎ』は作られている。このエントリを描こうと思って1ページ1ページを丁寧に追ってみたのだが、読めば読む程に面白い。
 
 同時代や同じ作品を通過してきた、同じ記憶のアーカイブを共通して持っているという事も、武梨えりの面白さに繋がる。

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