戯言と作品レビューや分析のブログとその時の思いつき。

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 アイマス2が大いに炎上中の模様。
 まとめとしては、ニコニコ大百科の「9.18事件」の項や、敷居の先住民さんのまとめ記事などを参照されたし。

 攻略対象キャラクターから、律子・あずさ・伊織・亜美などが外され、男性キャラが追加。発表された会場のテンションダダ下がり。イベント発表も、バンナムから何か発表がある度にユーザーの反感を買うという大変な自体になっている。

 こういったバンダイナムコの態度に苛立ったのか、ニコニコ動画から動画を引き上げるPたちもたくさん出た模様である。
 ニコニコ大百科をみれば、ニコニコ動画のアイドルマスタータグが9月18日を境に減少に転じている事がわかる。



 新作投下が、ニコマス界に燃料を投下するどころか冷水をおもいっきりぶっかけた結果になっている。

 バンダイナムコ側はアイマスの成功を誤解しているようにしか思えないし、ここまで間違ったオペレーションを続けられるのかが不思議だ。

 何故、このような騒動が起こったかについて考察してみる。暴論なのは承知で私は以下のように述べます。
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『天空の城ラピュタ』がこの前の金曜ロードショーで放映された。

 自分もたまたまいた3~4人とテレビを囲んで、twitterの実況をしながら楽しんだ。
 あの飛空艇の名前なんだっけ?とか金田さんの作画なの?とかジブリで一番好きなのって何?とかそんな会話が飛び交う。名言を言いたい欲望を止めることはできず、ITMediaによれば、例のシーンでは「バルス」と、2万回程度書き込まれたそうだ(buzutter調査)。

 のべ2万人という人がtwitterとテレビを通じて繋がっていた事になる。実際のtwitter実況をしていた人が半分だとしても1万人だ。この規模感と拡がりをもった感覚はとても面白かった。

 自分が、放送終了後につぶやいた事。

テレビは同期性が最高の強み。ラピュタ、twitterでタグつけてる人だけで一分間で4000近くバルスと書き込んだらしい。擬似的に数千人とテレビ見れるって楽しかったな。twitterならではの同期感。2ちゃんの実況とはちょっと違う。ここまで時間シンクロするのはTVくらいだろうけど。http://twitter.com/panypony/statuses/5890948041


 1万人近い人間と「バルス!」と叫ぶ、こんな不思議な一体感がとても面白かった。


Myrmecoleon in Paradoxical Library.バルスフイタより画像リンク

 テレビの面白さがtwitterのつぶやきで可視化されたみたいだ。テレビならではの面白は、多くの人と同じ映像を見ているという事から生まれる。もちろん、これはテレビのつまらなさを生むことになる。一体感に繋がっていくのか、見たくも無い映像を見せられていると思うか。ここら辺は『ラピュタ』ならば概ねクリアーとなる。

 twitterは2ちゃんねるのように一つの話題のスレッドに書き込むわけではない。ただ、個人がつぶやいているわけだ。ハッシュタグをつけずにつぶやいていた人がほとんどだろう。

 なので、twitterで「実況」が成り立つためには基準となる時間軸をユーザー間で共有する必要がある。

 ネットサービスのユーザー間の「時間」の共有について書かれた濱野智史氏『アーキテクチャの生態系』の第六章をみてみよう。

(以下、追記)
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 テレビシリーズはDVD(≒Blu-ray、以下略)などのディスクの広告に過ぎないとだとか、アニメのDVDが売れなくなっているだとかよく聞く。

 テレビアニメのDVDといえば、限定版と称して映像本体におまけを付けて売る事が一般的だ。『かんなぎ』だったら、サントラCDだったり小冊子だったりドラマCDだったりといったおまけがついてくる。『CLANNAD』だったら、声優さんの直筆書込入りのアフレコ台本が入っていたりする。あとは、定番のオーディオコメンタリーだったり。

 一枚のディスクに収録されているのは大抵2話で、5~8千円程度する。割高で、それに見合う価値をつけさせる為におまけをつけている。

 そういった小手先に頼る手法が目立つ中、『化物語』のDVDは真っ向勝負をしている。『化物語』は、怪異にとりつかれた女の子と主人公の交わりを描く話で、各キャラ毎に2~3話で完結する。で、そのキャラクター回が一枚のDVDにまとめられている。(但し、つばさキャットは二巻構成と後に判明)

化物語 ひたぎクラブ
化物語 第二巻 /まよいマイマイ
化物語 第三巻 /するがモンキー
化物語 第四巻 /なでこスネイク

 オープニング映像・楽曲は、キャラ毎に新しく作られ、この音源が、それぞれのDVDのおまけとしてついている。ひたぎクラブを除いて、このキャラ別のOPは三話を通して一回のみ放映され、三本で一つの作品という印象を強める(残りの二話はOPが放映されなかったり通常版が放映される。02:55追記)。DVD一枚でストーリーが完結しているので、好きなキャラの巻だけ買うことも可能だろう(キャラによっては二話構成の場合もある)。

 のみならず、原作者西尾維新脚本のオーディオコメンタリーがつく。出演者はその巻の主役キャラと委員長となっている(9.14では二巻目までキャスト発表)。戦場ヶ原や八九寺がアニメを見ながら阿良々木さんに童貞とかいうわけですね。

 オフィシャルページを見ると、アイコンには「ひたぎクラブ」や「まよいマイマイ」とだけあって、巻数表示は無い。五巻というよりは五人なのだ(二段落 追記 09.14)。

 深夜アニメはDVDを売って初めて利益が出るというOVAと同じような商売だったにも関わらず、映像本編は旧来のテレビシリーズのお約束を守った作りになっていた。1クールでOP・EDが一回づつ変わるだとか、最終回間際になると盛り上がる展開がやってくるだとか。

 これらのお約束はテレビというメディアで戦うためには重要な事かもしれないが、DVDというメディアにおいては何の意味もない。利益を生み出すのはDVDであるにも関わらず、テレビというメディアに合わせて商品は作られてきた。DVDを買っている側からすれば、最終回前だけではなくて、DVD一枚毎に盛り上がった方が良いに決まっている。

 しかし、深夜アニメのDVD化では、単価を上げるために二話を一枚の中に入れたり、前編・後編という性質を持つおはなしを巻をまたいで収録するなど、ユーザーの視点に立っているとは思いがたい商品づくりがされているのが現状だ。

 そういった中、テレビアニメのお約束や制約を離れてきっちり出口のDVDに焦点を合わせて商品作りがされた事。これは特筆すべきことだ。

 もちろんキャラクターソングやキャラクター毎に見せ場を作る手法自体は珍しいものではない。が、『化物語』はコロンブスの卵的に色々な要素を組み合わせて、「キャラクター」を中心とした一つのコンセプトの元にまとめ上げられている。

 一巻で完結するキャラクターの物語、その巻だけのオープニング。主題歌のCDがついてくる。その巻の主演キャラが原作者の脚本でオーディオコメンタリをする。パッケージイラスト。などなど全ての要素がキャラクターを中心にまとめられている。(9.14追記)

【註】その後、つばさキャットは上・下二巻になることがわかりました。1巻=1キャラという美しさは失われたものの、それでもコンパクトにキャラクターの魅力をパッケージングしていると思います。(10.6追記)

化物語 ひたぎクラブ【完全生産限定版】 [Blu-ray]化物語 第二巻 / まよいマイマイ (完全生産限定版) [Blu-ray]化物語 第三巻 / するがモンキー (完全生産限定版) [Blu-ray]
化物語 第四巻 / なでこスネイク【完全生産限定版】 [Blu-ray]化物語 第五巻/つばさキャット 上【完全生産限定版】 [Blu-ray](amazon)



 元より、シャフトのオープニングはテレビのお約束からは無縁だった。毎回ちょっとづつ映像を差し替えたり、主題歌のバージョンを何通りも用意するのは、お家芸ともいえる。それらはネット上でのネタの供給という文脈で捉えられるだろう。ここでもテレビアニメというメディアを利用して、ネットというメディアで戦ってきたわけである。余談だが、こういった他メディア間の翻訳を意識した作品作りは昨今のテレビアニメの特徴だと思われる。『ハルヒ』しかり、『けいおん!』しかり。

 アニメが売れない中、またどのアニメも同様の話題作りに盛んで相対的に目立たなくなっている中、最終的に利益を生む商品の完成度を上げるという方向に舵を切ったという事は、ちょっとすがすがしい。『ハルヒ』がエンドレスエイトを4枚のDVDに分けて売ろうとしている事と比べると好対照だろう。(エンドレスエイトは実験的手法としては特筆すべき面白さを持っているが、それなら1枚毎の収録話数を増やすなどすべきかと思う。あれではDVDで観る人には辛い)。

 尾石さんが走りすぎている感もある演出には賛否両論あるだろう。あれも、オープニングに一点集中(一番露出が多い所に力を投入)、本編はほとんど動かず演出の力で見せる(コストカット)、キャラの絵がほとんど決して崩れない(ユーザーが五月蠅いところには力を投入)(*)といった厳しい時代のアニメ作法なのかもしれない。

追記:9.13
(*)このエントリを書いた後、第10話が紙芝居状態であることが判明。他の話数に関してもキャラの絵が崩れた印象はあまり受けなかったけれど、色々ミスを指摘されたりしている事も発見。決して崩れないはちょっと言い過ぎだったかもと、訂正。

■化物語以外の例
はてブコメントでとらドラ!はどうか?と指摘がありました。
tnk962 そういう意味では、とらドラ!を取り上げて欲しい。TVシリーズとしても盛り上がったが、DVDとしてリリースされたときの収録話数については計算され尽くしている。第1巻に4話収録して、その後3話ずつ。エピソード毎に

原作の構成も違うのでキャラクター=1巻というコンセプトでは無いですが、ユーザー目線で丁寧な商品作りがされていた例が、最近の話題作にもあったという事でありますね。
(9.14追記)

(9.14 文意を変えずちょっと文章校正しました)

*
(註1)
10.3追記。
その後、するがモンキーは上・下巻での発売となった事がわかりました。
1巻=1キャラではないものの、1キャラ毎にコンパクトに魅力的なモノを作っているという意見は変わりませんです。
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ばべのれさんが、『けいおん!』のヒット要因を情報環境的な側面から、分析している。

創造力より生成力の時代――ハルヒ2期の前に整理しておきたい、京アニが『けいおん!』を選んだその理由。


氏が注目したのは、ネット上でのコミュニケーションである。2chでの当期アニメのスレ数一位が『けいおん!』で二位が『咲-Saki-』で、その差は約3倍となる。一方、ニコニコ動画ではその差は10倍以上に跳ね上がる。

・2chアニメ板作品別スレでの比較

 『けいおん!』178スレ

 『咲-Saki-』70スレ

・ニコニコ動画での比較

 『けいおん!』約4000件

 『咲-Saki-』約300件

(上記サイトを元に作成)

『けいおん!』はニコニコ動画対応であると、氏は結論づける(削除バイアスがどの程度かかっているのかはわからないが)。参考までに他の数字を挙げておけば、「かんなぎ」が1280件、「MUNTO」が60件、「クラナド」が2000件、「らき☆すた」が23000件程度となる。

その際、使用されるのタームが濱野智史氏の集合的な創造性を生む「生成力」である。で、ニコニコ動画において「生成力」を生むのは、「音楽」であると氏は分析をする。「東方」「アイマス」「ボーカロイド」というニコニコ3大ジャンルには音楽が絡んでいる云々。


以上、要約。これをネタにいろいろと考えてみたい。
(続く)
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本日、ニコニコ動画を見ていて驚いた。

チルミルチルノPV 恋のミクル伝説/おてんば恋娘 H.264高画質

東方アレンジにPVをつけて見ましたよ。というものなのだが、イオシスの「患部で止まってすぐ溶ける~狂気の優曇華院」の楽曲とPVへのパロディに満ちている。成分の分析をする永琳だったり、分子構造が背後に映し出されたり。まあ、フラッシュアニメ×テクノ歌謡という構造も同じという事もあって、ともかく雰囲気が似ている。
こういうチルノを馬鹿にしたいじり方自体(あの独特のノリというか)、イオシスの「チルノのパーフェクトさんすう教室」へのオマージュだろう。

患部で止まってすぐ溶ける~狂気の優曇華院(高画質・高音質版)

パクリよくないとはあまり思わない方なので、今回もそういう事がいいたいのではない。
何が言いたいのかというと、ニコニコ動画から生まれた人気動画が、直接子供を産んでいる時代に驚いた。ということだ。

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IT Mediaに載っていたヤフーの井上社長のインタビューにそう書いてあったのだが、ちょっとどうかと思った。ヤフー掲示板のどこが健全な場所なんだと。
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銘柄コードが2121なのはmixiですが、にーにーと呼ぶやつはひぐらしが好きなやつなんだろうかと、古本屋で買ってきたアンソロコミックを読んで思う。嘘だっ!

切込隊長がmixi上で起こったちょっとした炎上をレポートしてた。→



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 切込隊長氏が最近のエントリで語っている事を要約すると、こうなる。

 メディアで煽れば、その話題についていく為にコンテンツを消費する。が、長期的には定着しないという問題もある。商売の枠組みの中で良質な作品を作っていく商人根性の欠如がコンテンツの無限消費・短命化に繋がっている。

 切込隊長氏が低水準作品の一環として挙げているようにも見える涼宮ハルヒの憂鬱は、私にとっては「商売の枠組みの中で良質な作品を作る」の代表例だ(個人的な分析はこちら)。そのギャップはなんなのか。
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みたもんさんで、ハルヒ/YouTube と GyaO/エウレカセブンを併置して論じている。


・アニメの持つコンテンツパワーには集客力がある。
・エウレカが「送り手主体」ハルヒが「受け手主体」
・非マスマーケティング的な手法があってもいいのではないか。

というのが、みたもんさんの主張だ。

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