戯言と作品レビューや分析のブログとその時の思いつき。

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東浩紀は色々なタイプの本を出しているけれど、動ポモやゲーム的リアリズムよりも、郵便的不安たちのような掌編の寄せ集めが好きだ。一つのテーマをじっくりと取り扱った物よりも、色々なテーマを短く切り取ってみせる。正確さよりも多彩さ、というか。

ということで、『文学環境論集 L』を買ってみました。

1999年に連載された、「存在論的、広告的」という連載で、こういうことを言っていた(p392)。

ネットでは欲しいと思う情報以外は手に入らない。
そこでは、本屋をぶらぶらとして本を見つけるという楽しみが無い。
《世界》は閉じるばかりである。

というような主張がされている。

99年という時代なので突っ込んでもしょうがないのだが、良い意味でこの予測は裏切られた。

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最終回を見た。
傑作なのは間違いない。

第一部 カミナに憧れるシモンの話。
    タイトル:カミナ
第二部 シモンがカミナを乗り越えるまで。
    タイトル:ニア
第三部 正義の果てにある国家。価値観の転覆。
    タイトル:ロシウ
第四部 シモンが「敵」を倒す。
    タイトル:シモン

とたったの27話の中に4つの完結したお話が入っている。

タイトルは登場人物の台詞になっていて、
シモンが憧憬するカミナ→シモンをみつめるニア→シモンに対立するロシウ。
そして、全ての矛盾も葛藤も乗り越える、シモンの叫び。
となっている。

それぞれがシモンを中心としているという意味では一貫しているが、ほとんど別の話だ。
アニキが爽快で素朴な味わいのある第一部。ボーイミーツガールの力を借りてオトコになるシモンが魅力的な第二部。ともかく爽快で光速で風呂敷がたたまれる第四部。

 私が好きなのは、全ての価値観が転覆してしまう第三部だ。
 第三部とは第二部までに展開された、アニメのお約束を壊した上で、再構築するパートだ。


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