戯言と作品レビューや分析のブログとその時の思いつき。

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スタッフ
脚本:倉田英之
絵コンテ:平池芳正
演出:森義博
作画監督:古川英樹
製作協力:スタジオパストラル

絵コンテの平池芳正は、『ARIA The NATURAL』の脚本・絵コンテ・演出、『SoltyRei』『スケッチブック ~full color's~』などの監督。
で、『スケッチブック』といえば、
演出:山本寛 & 作画監督:三間カケル & 制作協力:Ordet
という『かんなぎ』のコアチームが、11話「風邪の日と、ねこねこpart3」を担当している。
きっと、そっちを手伝うからこっちも手伝ってくれというようなやりとりがあったのではないかと邪知。

『スケッチブック』の第一話を見てみると、『かんなぎ』の第四話で目立った、ゆっくりと雲を引っ張る演出が多用されていたりして、同じ人が関わっているのだと実感。
平池芳正は『かんなぎ』の第五話でも、絵コンテを担当している。

Kannagi4-1

演出:森義博 & 作画監督:古川英樹という二人は、
きっと4話を下請けで作ったスタジオパストラルな人達。

以前には、絶望先生(二話/七話/十一話)などを同じコンビで担当している。
スタジオパストラルは、『月詠』が初グロス請けという事もあって、シャフトとのつながりが深いみたい。

・参考ウィキペディア
-スタジオパストラル
-平池芳正

こうやって、人と人とのつながりでアニメというのは作られて行くであるな。

アニメっぽさ
 凝ったレイアウトや、緻密な背景、キャラクターの仕草の表現といった今までの『かんなぎ』の特徴は影を潜める。
 限られた動き、限られたレイアウトの中で、間やネタで見せていくような、テレビアニメでよくある絵作りになっている。

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メインスタッフ
脚本:倉田英之
絵コンテ:五木巌
演出:平向智子
作画監督:後藤孝宏、亀谷響子

 絵コンテの五木巌さんは、検索してみた所、他の作品では見当たらなかった。けど、「ゴキゲン」だからなあ。事情がある京アニスタッフを指し示しているっぽい三間カケルさんもいるわけだし、偽名の人なのかもしれない。

 演出の、平向智子さんは地獄少女2期/3期のエンディングの演出をされている。「地獄少女」本編の演出は、第二期の最終回を連名で演出に加わっているのみだが、この『かんなぎ』第三幕「スクールの女神」で見られる、ホラー演出には地獄少女での経験が生かされていたりするのだろうか。

 作画監督の後藤孝宏さんは、『おおきく振りかぶって』『PERSONA』などA-1 Pictures作品で原画を多くされている。
 もう一人の、作画監督の亀谷響子さんは、ぱにぽにだっしゅの原画/ファッションコーディネーターの人。毎週、週代わりでベッキーに色々な服を着せていた人ですね(詳しくは、ぱにぽに公式ガイドブックの2~3を参照のこと。スタッフインタビューが多数あります)。

以上、出典はアニメスタッフデータベースより。

おはなし
 コミック1巻「第四幕 スクールデイズ」と、「第五幕 放課後の女神」(で、合わせて「スクールの女神」ここら辺の考察?は前のエントリをどうぞ)。
 仁の部活「美術部」での面々が描かれる。そして、部活メンバーと美術部の準備室の地下に何かがいるという怪談話。学校での怪談にケガレのにおいを感じて興味を持ったナギが、無理矢理に学校に押し掛けて、地下室でみたものは…。というようなおはなし

前半のアニメ的な表現
 1話2話とは異なり、前半ではアニメ的な表現が目立つ(1話にしろ2話にしろ、キャラクターをデフォルメしたりする箇所はあるが)。
 キャンバスに絵の具をぬりたくる大鉄であるとか、怒りのあまり変化してしまう秋葉であったり。

Kannagi3-10Kannagi3-11

 キャラクターAのセルとキャラクターBのセルを反対方向に引っ張ったり(下の仁と秋葉のカットは仁の後頭部は左に、秋葉は右にちょっとづつずれている)、パターン化した動きを一つのシーンの間中繰り返したり(下のマンガを書く秋葉はペンを左右に動かしている)、ズームとパンの多用といったような、アニメならではの省力化が目立った。

 クオリティの低下というよりは、演出のベクトルが異なっている感じだろうか(個人的には貴子の鼻血を吹き出す際の腰の角度は再現して欲しかったが)。

 1話、2話の質と量で突っ走れるわけがないのはわかっている。
 どういう綱渡りを見せてくれるのか、不安まじりに期待している(ただ、上から目線で語るのも失礼な気がするし、だからこそ、本編を見る前にDVDを予約しなければならないというのが、視聴者の倫理観だと思う。あえて言過ぎてみる)。

Kannagi3-13Kannagi3-12

学校という空間
 この第二話では、仁の家と学校が主な舞台だ。

 学校での一連の流れ出は、建物のカットやロングショットが多用されている。キャラクターがメインのカットでも、高校の建物としかいえない個性をもった風景が並んでいる(例えば下の取っ組み合いをする仁とナギ。日本の高校以外の何者でもない雰囲気がある)。
 また、ロングショットとしても、死んだ風景ではなくて、生徒がモブとして動いている。

Kannagi3-14

 学校という空間の表現の一例として、グラウンドの前の通路の同ポ(同一ポジションの略?)を取り上げてみよう。

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第三幕のレビューを書いている時に、アニメ版かんなぎのタイトルについて気がついたので、書いてみる。

アニメ第一幕「神籬の娘」では、原作での第一幕「神籬の娘」をページの隅にある一コマまで映像化している。
ここでは、「アニメタイトル=原作タイトル」である。

さて、アニメ版の第二幕「玉音アタック!」。
こちらは、原作の第二幕「玉音を聴いた」と第三幕「Spring Attack!」の合成タイトルになっている。
内容も、子猫を中心としたお話で原作に従っている。
ここでは、「アニメタイトル=原作タイトル+原作タイトル」。要するに、原作版のタイトルがアニメ版のタイトルに埋め込まれているというわけです。

今の所、アマゾンのDVD解説をみてみると、アニメ版の第八幕までタイトルがわかっている。
これをみれば、原作からどのように構成がなされているのかわかるのだ。

軽いネタバレを含みますので、完全に情報をいれずに見る人は見ない方がいいです。
待ちきれない人は続きをどうぞ。

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かんなぎ 2話「玉音アタック」

スタッフ
脚本:倉田 英之
絵コンテ:畑 博之
演出:鎌倉 由実
作監:沼田 誠也
 絵コンテの畑さんは、『かみちゅ!』オープニングのデジタル演出、第一話の演出(舛成孝二と連名)。『かんなぎ』とはアニプレックス、倉田脚本繋がり。演出の鎌倉さんはフリーの方なのか、ポケモンやシムーン、うたわれるものなどの作品に各話演出として参加されている。

仕草の演技
 最初の数カットをみて驚いた。仁が歯を磨く、インスタントのみそ汁を作る、ドキドキしながらナギをおこしにいく。こういった仕草が実に丁寧に描かれている。歯を磨きながら揺れる髪の動き、ナギの事のことを思い出しながら複雑に移り変わる表情。ナギの部屋の前でノックをするのをためらっている仁の姿。

 それらが非常に細やか動きで描かれている。派手ではない。しかし、恐ろしい労力と作画枚数が積み重ねられている。なにせ、ぬるぬるとキャラクターが動いて、演技するのである。しかも、そこで描かれるのは、家に見知らぬ女の子が泊まってドキドキする男の子の仕 草という、非常に日常的なものなのだ。
 山本寛の言葉を使えば、80年代青春ドラマ的な想像力に基づく「ラブコメ」という事だろうか。

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 蟲を取る幼少時代の仁がまず描かれる。蟲を取って喜ぶ仁をナギが優しく抱きとめる。仁とナギは正面に向き合う。ナギが優しい笑顔で、仁の頭をなでる。すると、突風が吹き、ナギの姿はどこかに消えてしまう。

Kannagi1-1Kannagi1-2
Kannagi1-4Kannagi1-3

 このシーンは繰り返される。

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