戯言と作品レビューや分析のブログとその時の思いつき。

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 まどか☆マギカ劇場版の前編を見てきた。

 彼女たちはキュゥべえと契約を結び、魔法少女となる。その選択は、決して気が向いたから試しに魔法少女をやってみるかというお手軽なものではない。例えば、さやかはマミの死を目の前で見ている。魔法少女になれば命をかけた戦いの中に身を置かねばらないということを理解した上で、彼女はそれでもなお魔法少女になろうという選択をした。
 その動機は愛する人の力になりたいというただそれだけだろう。後に杏子に問い詰められたように、彼を所有するためであればもっとマシな方法がいくらでもある。けれど、好きな人が腕の怪我で悩んでいるのを見て彼女は力になりたいと思った。
 魔法少女になろうという「決断」。彼女たちはその時に持っている知識や経験を全て使って「決断」をしたはずだ。少なくとも命を失うかもしれないという恐怖に抗える程には考えぬいたはずだ。その「決断」は彼女たちにとっては正解であり正義だった。それゆえ彼女たちは魔法少女になった。
 しかし、私たちは彼女の結末を知っている。劇中に限れば、杏子は過去の自らの「決断」をはっきりと後悔している。さやかと同じように愛する父の為に魔法少女になった彼女はさやかの間違いが痛いほどに見えてしまう。
 魔法少女は決して救われない。それがキュウべえを中心としたあの世界の理である。魔法少女はくたびれて絶望をして魔女となる。それを新しい魔法少女がまた討伐をするというシステムの中で、少女たちは不幸になるかもしれないが、あの世界はうまく回っている。

 寓話として取り出してみれば、私達を取り巻く世界の有り様に似ていることがわかる。
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