戯言と作品レビューや分析のブログとその時の思いつき。

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みたもんさんで、ハルヒ/YouTube と GyaO/エウレカセブンを併置して論じている。


・アニメの持つコンテンツパワーには集客力がある。
・エウレカが「送り手主体」ハルヒが「受け手主体」
・非マスマーケティング的な手法があってもいいのではないか。

というのが、みたもんさんの主張だ。

マスマーケティング的な物の限界と非マスマーケティング的なものの可能性という点には同意であるが、ネット上の口コミにのっかるのが「良い作品」であるかといえば疑問だ。

> つまり、アニメのようなある程度セグメント化された世界では、
> マスマーケティングはほとんど意味がなくなり、送り手はその力
> を作るものに徹底的に注ぎ込むべきだということです。

GyaOのアニメといえば、Musashi Gun道を思い起こさせる。

wikipedia 7.19 Musashi Gun道

>その話題性が人気をよび、2006年5月中旬にはついにGyaOの
>総合ランキングで一位に、リテイク無しの放送版収録のDVD
>がランキング上位に入るまでに至った。

「送り手はその力を作るものに徹底的に注ぎ込」んだのがMusashiGun道だと言われればパンチ的にはそうかもしれないが、この作品は決してクオリティの高いものではない。
むしろ、その素人目にもわかるアニメの下手さが受けて爆発的なヒットに繋がった作品である。

まとめサイトとしてはこちら。映像も見れる。
http://www.angelfire.com/crazy/musashi/

良質な作品/非良質な作品 ではなく、
話題喚起的な作品/そうではない作品
であるか否かがネット上の口コミという事を考えたら重要だ。
まあ、当たり前の事だが。



新海誠「ほしのこえ」
ほしのこえ


 勿論、「あの作品は感動するから凄い」という話題喚起もあるだろう。
 新海誠なんていうのは、まさにその例だ。自分一人で作った作品がネットで公開され、その泣けるストーリーにその年を代表するアニメ作品とまで言われるようになった。
 けれど、それでも「一人でアニメを作った」「声優が本人と彼女だ」といった作品以外の情報が話題喚起的であったという事も否定はできない。

 渡辺聡・情報化社会の航海図「良く出来た普通のサイトの価値とは」ではわかりやすく、「コンテンツが強いのか流通販売が強いのかという話」とまとめてある。

 ハルヒに関して調べれば調べる程、サーバー上でメディアミックスを仕掛けてるんじゃないかと思えるほど、ネットでの「話題喚起」に自覚的だ。「涼宮ハルヒの分析Ⅱ」というエントリでここら辺については自分なりにまとめている。

 ハルヒの口コミ的なマーケティングは視聴者主導で進んでいったのではなくて、京アニなり監督なりハルヒ製作陣が気持ちよく躍らせてくれたから、踊ったのだ。

 「気持ち良く躍らせる」というのは一つの別種の「作品」であるといってもいいかもしれない。
とりわけて、Musashi Gun道のように偶然にヒットするのではなく、ハルヒのように狙いすましてヒットさせるのはかなりの程度ユーザーコミュニティの習熟が必要とされるだろう。ユーザーとの肌感覚の共有といってもいいかもしれない。

 しかし、パソコン通信黎明期からのコミュニケーションの蓄積や、コミケによる二次創作上の作者と受け手の区別の曖昧化け、またマンガの記号性という独自性。ちょっと考えてもこれだけの蓄積や前提があって初めて可能になった事だ。

 失敗例として挙げるのはどうだかわからないが、ゲーム「極・魔界村」のネット上の口コミを狙ったキャンペーンとして次のような事がなされている。キャンペーンだとはどこにも書かれていないが、映像のクオリティが素人レベルではないという点と、製作者のモチベーションが魔界村の告知以外に感じられない点からキャンペーンだと認識をした。

http://www.makai.jp/

 さあ、皆さん自分のブログに「これちょっとやばいwww」と書いてくれというわけだ。
 個人的には、一つ一つのネタは面白いんだがちょっとテンポが悪すぎるので、あまり紹介する気にはなれない。ましてや、二次創作をしようという気持ちにすらならない。

 さぁ、踊れとタイコを叩かれているのはわかるが、あまり、踊る気持ちにはならない。

 超監督涼宮ハルヒの舞台の上で遊んでいるような感覚が重要なのだ。涼宮ハルヒは、サーバでメディアミックスをしているといってもいいくらい作らり込まれている。こうすればこうなるかなという肌感覚がユーザーと製作陣できわめて近いのだろう。

 超監督という設定もあってか、ネットで書き込むのもハルヒの作品の一部なのだとすら、私は思っている。これは、ラジオで「SOS団に入会しましょう~」と言っているのとは全く違ったリアリティを持っているように思える。ネットならではの「表現」だと思う(ここら辺についてはまだまとまっていない事もあってまた後ほど)。

■関連エントリ
涼宮ハルヒの分析Ⅰ

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■関連エントリ
カテゴリ:メディア/マーケティング
タグ: 涼宮ハルヒ
次のエントリ;偉大なる親父を持ってしまった息子
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フェラガモ 店舗  【2013/07/03 Wed】
ハルヒ/YouTube に対応するのは GyaO/Musashi Gun道ではないか?-ネット上の口コミにのっかる作品とは::クリティカルヒット
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