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 涼宮ハルヒの哲学的要素についてまとめているサイトを発見(→)。

 哲学的という言葉は幅広いので、思考実験と置き換えて読んだ。思考実験とその結果見えてくる新しい世界観(たとえば、人間原理や宇宙五分前起源説など)。そういった意味で、涼宮ハルヒというのはSFの嫡子なんだなあという事を思う。
 一月だか二月、涼宮ハルヒについて考えていた時期がある。自分がハルヒの何処に面白さを感じたのかをまとめたものだ。もしかしたら、自分「達」に拡張できるかもしれないし、物語構造にも触れなければならない。という事で、ネット的な視聴環境について書いたりハルヒの世界観について書いたりしたハルヒの「憂鬱」というのはある程度普遍的で、その「憂鬱」の処理が見事な点に自分は涼宮ハルヒの面白さの肝を見ているんだなあという所で、考えるのを止めた。

 ところで改めて振り返ると、ハルヒというのは、ごった煮的な作品である。ハードSF的な要素から萌え的な要素、学園生活的な要素まで幅広く素材が用意され、多くの人の口に合うように調理されている。原作でもその傾向があるが、アニメによってさらに放り込まれる素材が増えた印象がある。

 そういった間口の広さをフォローしたり、一つ一つの素材を吟味していく方向で、小説版を読み返してみようかなあとそんな事を考えさせられた。

 が、ともかく教養が足りん。時間が足りない。けど、最低限、長門100冊くらい読まなきゃいかんよな。勿論、ただ食っても上手いのがハルヒという作品の素晴らしい所である。ただ、素材の味がわかるようになるともっと旨い、調理法がわかるともっと旨い。という方向も、あるのかどうかはわからない消失編放映までにしこしこと準備をしておこう。

■関連エントリ
カテゴリ:評論
タグ: 涼宮ハルヒ
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