今のところ本編はちょっと違和感が強いのだが(シリアスとラブコメの二つの顔がごちゃごちゃなのと、黒板に煽りが別の作品だなあと)、オープニングは手放しで格好よかった。
こういう絵的な気持ちよさは好き嫌い以外の何物でもないので、こういう見方をしたやつがいたという事で、以下。
まずはyoutubeでオープニング。以前に、カットとセリフの絡みを一覧表にしたものは
はこちら。わかる範囲でキャラ名を抜き出したりしてます。
重なり/レイヤーに注目してみた。
・タイポグラフィ
文字のエフェクト。
画面手前から画面奥にフォントが飛んでいく。役職はひゅんと消える。
同じ動きをするのではなくスタッフリストの数だけ、違った動きをしている。
・音楽
メリハリのある音楽。決めの音が随所に挿入されている。
・セリフ
単なる音ネタというよりは、印象的な台詞が多いのでドラマが召還される感覚。ネギと明日菜の関係とか刹那と木乃香の関係みたいなものがぽんぽんとイメージに浮かんでくる。
・
アニメーション
先のタイポグラフィもそうなのだが、作画で動かしているというよりは、カメラワークで動かしている。作画的に動いている印象があるのはラスト10秒程度の走りのシーンくらいかもしれない。
象徴的な構図、カメラをゆらして躍動感を付ける。デジタル撮影じゃなきゃ出来ない細かいテクニックが一杯で、気持ち良い。例えば、エヴァと茶々丸のカット。単純に下からパンアップしていくわけではなく、わざとひっかかりを作り、リズムを作っている。音楽のシンクロが美妙にずれていてそれも気持ちが良い。
・色調
一見してわかるように色調が薄い。が、一つの色調に統一されているわけではない。背後に流れる雲や背景に注目すると一目瞭然で、青っぽい感じ黄色っぽい感じ灰色っぽ感じ強い黄色など、色調自体が存在感がある。時にその色調の変化が動きをもたらしている事もがある。
チア三人組のカットが凄い。足元だけのアップで腰を振って、上半身のカットに移る。足元のカットが黄色、上半身のカットが灰色になっている。一瞬のうちに色調が変わることですごく速度感がでる。チア三人組のカットがターニングポイントとなって、オープニングの後半戦が始まるのだが、素敵なリズム。
時間軸での動きに注目してみた。
セリフパート(前半)と歌パート(後半)で印象ががらっと変わる。前半で、ためにためて後半で一気に開放するという構成が気持ちが良い。
タイポグラフィ、音楽、セリフ、
アニメーション、色調と要素を挙げてみたのだが、前半では特に映像としての統一感があまりない。映像というか静止画中心で構成されていることの印象が強いのかもしれません。逆にいえば、主導権をとる要素が無いのでそれぞれの要素が自己主張して、見るたびに新しい発見新しい組み合わせが起こるともいえるかも。
しかし、木乃香の叫びをきっかけにして、机→力強い走り3カットと繋がって、一気に映像が前面に出て、主導権をとる。それに合わせて歌が始まる。この今まで分裂していたものががちっと重なった時の心強さ。どんどんと疾走感を感じさせる。そして、そこで開放的な気持ちになった所に、エヴァ&茶々丸で小休止を置いて、ラストのタイトルロゴへと繋がっていく。前述したが、ここで音と映像がずれるのが気持ち良い。
その他のこと。
エヴァと茶々丸の部分以外にも、映像と音声が一瞬ずれるところがあって、それがための効果になっている。
ついでなんで数えてみましたが、涼宮ハルヒの憂鬱のオープニングのカット数が31カット。対するネギま!?のオープニングのカット数は43カット。ネギま!?は印象に比べて、そんなにカット数が多いわけではないようです。ハルヒの場合、後ろに小窓があってそこでもチャカチャカと動いていたりするわけですが。
じゃあ、ネギま!?に感じる情報量の多さっていうのは、カット数というよりも映像の重なり音の重なりの異物感なのではないかと思った。
ちなみに、オープニングの作画監督は大田和寛さん。ぱにぽにだっしゅのキャラクターデザイン・総作画監督をやってらした方で、ぱにぽにwikiによると「本編中の黒板ネタで挿入されるロボット
アニメのセリフの大半は大田氏によるものである。」との事。あまりネギま!?のオープニングとは関係の無い情報ですが。
使われていた楽曲は1000%SPARKING!。オープニングはリミックスなのでイメージは大分変わるかもしれません。
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神楽坂明日菜(神田朱未),近衛木乃香(野中藍),桜咲刹那(小林ゆう) ネギ・スプリングフィールド(佐藤利奈)
以下、10/9追記。
■丁度、10/8に発売という事でいくつかエントリが挙がっていた。
世界を大いに盛り上げるかも知れない涼宮ハルヒマニアによるブログ//今日はネギま!?OP「1000%SPARKING!」の発売日!!!さんがすごいのは、机の数を数えてしまった事だ(紹介してるだけかもしれないけど、それでもやったやつがいる事には変わりない!)。その数、11083脚との事。
自分も、オープニングについてエントリ書くために、4時間くらいぶっ続けで見つづけたりしたんだけど、完敗。
で、またすごいのが瞬間風速で秋葉原にこの11083という数字が伝播している事。
早速ポップを経てた店員さんがいたそうな。
アキバblogでチェックをしても
各店臨戦体制というところ。
しかも、またテレビ版のオープニングでは新リミックスバージョンが登場していた。あまり見ていないけど、セリフが別の人になって、初代で不遇の目にあっていた雪広あやか嬢がフューチャーされていた。うーん。どれだけ、太鼓を叩けば気が済むのやら。まぁ、踊らにゃそんという感じか。
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