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日経ハルヒ記事の要約第二段。という事で、ランティス編。
前のインタビューがビジネスよりな話がメインだったのに対して、製作風景の裏側の話がメイン。

恋のミクル伝説をリアルにとちらせる為に、わざとクリック音を出さなかったというあたり、涙無しには読めない。真剣に遊ぶというのは大変だ。

ライブアライフでの、京都アニメーションの気合の入りっぷりにランティスの現場も盛り上がっていく。そうやって作る人のテンションが上がっていったから、面白いものができた。後は、角川がそうやってお膳だてをするノウハウと体制がすごい。

という事で、以下。日経Bpによるランティスの井上俊次社長、松村起代子取締役、「ハルヒ」担当プロデューサー斎藤滋さんのインタビューの要約・抜粋。
■ハルヒのCDの売上
エンディングテーマ 約12万枚
涼宮ハルヒの詰合 約12万枚
主題歌 8万枚
キャラクターソング集3枚計 約15万枚
7月時点の数字。一般的なヒットは4万枚程度。

■真剣に遊ぶという事。
その1)スタッフを巻き込む
斎藤 仕事だからやった、という感覚で取り組まれるタイプの方だと、今回の作品ではダメだったんです。全身全霊で「チーム」として頑張ってくれるようなタイプの方でないと、この作品では難しかったんですね。

斎藤 「もっと安っぽく!」「もっとヘタに!」とかは、実はなかなか言えないんです。そういうことが言えるような関係性になってくださいという意味だったんですよね。もう、この人たちと一緒になって楽しんでしまえばいいやと思ってやっていましたね。


その2)チームとチームの相乗効果
 ランティス、京都アニメーションと、お互いの真剣に遊ぶ姿勢が、相乗効果を生んでいく。

井上「(引用者注>京都アニメーションが)スタジオミュージシャンの手先を撮ったりする。そんな様子を見ていると熱意が我々にもきちんと伝わってきて、「ああ、そこまでやるんだ。これはこっちもこの熱さに応えなきゃいけないな」と、気持ちが高まってきたのを覚えてますね。」

井上 ただですね、こういう現場主導のノリは、実は「ハルヒ」に限った話ではないんです。挿入歌を作ったり、お遊びを仕掛けたり、そういうことはほかの作品の音楽でもやっているんですよ。(……)そういうことなんですね。でも、我々の期待以上に京都アニメーションの方々と角川書店のスタッフの方々が頑張って下さって、絵と音楽が合わさってすごく密度の濃いものが出来上がったという。

井上 この企画は全身全霊で取り組まないと失礼にあたるなと思ったんですよ、感覚的に。

その3)リスク
もちろん、その結果としてある程度のリスクは背負う。
井上「確かにイニシャル(初期出荷)は1万ぐらいだったんですよ。でも、1万のイニシャルで出ているのに、弊社として在庫を3万5000ぐらい持っていたんですね。」


■現場の裏側
その1)「詰合」の戦略
斎藤 放送第12話で使われる曲は、12話が放送されるまでは一切情報を外に出さないという方針がありました。そのため、発売までは 3曲目のとんでもソングばっかり宣伝をしていたんですね。本当は1曲目、2曲目がメインですよというのが12話の放送で初めて分かるという、どんでん返しがあって。(……) なのでこちら(引用者注>「詰合」のハルヒサイドジャケット)は絶対見せないでね、って、宣伝にお願いして。曲名は出してもいいんだけど、それが何話のどういうシチュエーションで使われるかはシークレットでした。というわけで、「涼宮ハルヒの詰合」は、ユーザーの皆さんは3曲目がメインの、おちゃらけの曲ばかりだと思って頂いてたんですけど、実はまじめなCDだった。

その2)ミクル伝説の出だしはこうして生まれた

-- あの歌は歌い出しのとちり方、戸惑い方が見事で。

斎藤 あの歌は(笑)。あれはもう最初にテーマが明確にあって、プロデューサーさんの方から、「あれは下手くそに歌ってくれなきゃ困る」と。ですので、歌の録りのときにわざと歌いづらいように工夫して。(……)普通は「カッカッカッ」ってクリックを出して、歌い出しのタイミングを取れるようにしておくんですけど、本番のときはそのカッカッカをぱっと消して、いきなり前奏をぼーんと流しちゃって。(……)歌い手さんには何も言わずに、はい、クリック出ますよと言いながらクリックを消しておいたんですね。

その3)第一話だけで十曲以上の作曲。
井上 1話は劇伴(話中のBGM)も1話だけ別に作ったからね。
井上 十何曲を、1話だけのための劇伴に。出来上がってからも「ちょっと音がよすぎるよね」とかみんなで話し合って、楽しみながらやっていたという感じですね。


その4)12話のテクニカルな面
井上「あのシーンはすごかった。だってアニメなのに、ベースもドラムもギターも、体、足、手、指、みんな「本当」に演奏している動きで。(……)12話でリアルにやっていた演奏といえば、ドラムのシャドーってありますよね。ターン、スカ、スカまで書いていましたからね(笑)。(……)アニメ(こちらは女子高生が弾いた絵になっている)ではベーシストの演奏している姿がわりと地味だったでしょう。あれは録画したのが男性のスタジオミュージシャンで、ああいう、直立不動で弾くタイプの方で。」

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フェラガモ バッグ  【2013/07/10 Wed】
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