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長期出張中といえば、いいんだろうか。
要するにネットとテレビにつながっていない環境に今いる。
なんとか、がんばって一週間に一度つながるかつながらないかという状態である。

それはいいんだけど、何が困るって、リアル斑目こと山本寛猊下初監督作品の「らき☆すた」がみれない事だよ!
半年前から楽しみにしてなのに、このしうちは何事か。

今、必死にネット環境を構築してみた。
で、らきすた第一話をようやく見ました。
次に、ネットに接続できるのはいつになることやら。

以下、レビューをしながら、山本寛演出を語ってみたいと思います。
オープニング。
カット割の中にある違和感が楽しい。

最初の不二子不二夫の引用は、シンエイとの仕事が長かった山本さんなりのオマージュなんだろうか。
とか、キャラ紹介カットをロングショットでやってるのも面白い。
山本さんが自身のウェブかどこかで最近のアニメはロングショット使うと怒られるんだよ。ふざけてんのか。
という趣旨の事を言っていたことに対する回答のようにも思える(時間ないので、詳細調べられてないです。)。

後は、よく動く。気持ちよく動いているのがさすが。
たとえば、後半の乳揺れのきれがいい。芯が通ったようにしゅっとしている。

ハルヒのスペシャルエンディングなどを見ていても、よくも悪くも写実的というか等身の高いなキャラクターの造詣に動きが制約されているところがある。
枚数を使って描けば描くほど、リアリティが染み出てきて生身の女の子に触れているような錯覚に陥る効果があるのだが、一方、アニメ的な気持ちよさは少ない。らき☆すたでは、4等身くらいのシンプルなキャラにして、動きで見せてくる。


 受け取る雰囲気に関しては、原作を忠実に過剰に実写化する京アニらしく、原作どおりの雰囲気。癒しともいえるような雰囲気

で統一されている。「ぱにぽにだっしゅ」というよりは、癖のある「あずまんが大王」のような感覚。

 山本寛の癖って言うと「実写」っぽい構図なりカット割(ロングショットや主人公の頭が切れてるカットとか)、独特のテンポ(編集でワンテンポずれすような感じだったり、スピード感があったり)、自己言及的というかメタっぽい遊びなり引用(1話だと、スト2風の格闘ゲームが挿入されていたり)、神経症的なギャグを入れてくる、あたりかなあ。

 カットの構図が独特。実写っぽいといえばそれまでなのかもしれないがロングショットや、主人公の頭が切れているカットがあったり、足だけのカットがあったり。

 前半で「チョココロネの頭はどっちだと思う?」と聞いておいて、後半、かがみに「どっちだと思う?」とほのぼのした話をしつつ、絵の演出が、イマジナリーライン超えて(多分)、背景が透化光的みたいな重々しい演出になっている部分。そのギャップに思わず笑った。映像文法そのもののパロディをやって笑わそうとしてくるあたり、この人独特な気がする。

 ラッキーチャンネルのメタっぽい感じは、原作にもあるのかどうかは知らないけれど挿入のしかたも見事。たまに、「らき☆すた」とジングル(?)を入れることでリズムを作っていて、「ラッキーチャンネル」のタイトルが出てくることに違和感が無い。

それが、急に電波ジャックされたような雰囲気になっている。

 で、エンディングに直行する流れも美しい。扉一枚で向こう側でキャラが喋っている。中途半端に動かすくらいならまったく動かさないというのもいさぎ良いし、それにあの扉一枚先と声だけという舞台設計が良い。あの扉はテレビのこちら側と向こう側を繋ぐ扉なのだろう。本編ではその扉をくぐっている訳だけど、エンディングではその扉が閉じられている。その、対象との距離感のとり方というんだろうか。そういう感覚が心地よかった。

 アニメはフィクションかもしれないけれど、扉にはリアリティがある。それならば、扉の向こう側を想像することは、リアルなんじゃないか。

 あとは、東ひろき的「虚構の写生」というところからも語れるからなあ。ほのぼの癒し系、なんだけど全体の構成が若干狂っている。富野がおもちゃを売るためにガンダムを作ったように、そういったのは商業的なアニメの制約なのかもしれないけれど、そこに乗っかる演出家の癖というのが面白い。

 とりあえず、取り急ぎ。

追記。山本寛演出回をまとめている人がいた。


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カテゴリ:評論
タグ: らき☆すた 山本寛
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