箱根のホテルの軒先にツバメが巣を作っていた。看板を立てる時に邪魔だとか、客に糞がかかると良くないというので、ヒナごと巣を山の中に投げ捨てた。(似たような経験をマンションのベランダの鳩の巣で経験したのでトラックバックして、色々と書いてみます)。箱根&芦ノ湖の環境問題を考えるブログの
「箱根 ツバメの巣撤去問題」では、その様子が痛々しい写真を含めて紹介されている。
■鳩の巣
この記事を見て思い出したのは、私が住んでいるベランダに出来ていた鳩の巣の事である。数年前、意気揚揚と新生活をしようとマンションに引っ越してきた時に私を待っていたのは、ベランダ一面に広がる鳩の糞であった。前の住人がいなくなってから大分時間が経っていたのか鳩が巣を作っていたわけである。
鳩の糞の掃除をしながら嫌な気分になっていたのだが、基本的に環境は受け入れる方であるし、そのままにしておいた。「先住民を追い出すのは良く無い。インディアンの悲劇の歴史を知らないわけでもない。」というのは後付けの理由である。半分、冗談であるが。
で、たまに朝に泣くのがうるさい、糞の掃除を定期的にしなければならない、窓を開けっ放しにしておくと部屋の中に鳩が飛び込んできて格闘する羽目になる(あいつらは、本棚の上のちょっとした隙間に入って隠れた気持ちになっているが、さすがにここは自分の領域なので、権利を主張して戦わなければならない)、といったいくつかの難点を抱えながらも、生活としては取り込んで日々を過ごしていたわけである。たまに、卵から孵ってしばらくたった若鶏が洗濯物の下を闊歩する姿は、なかなか美しくもあった。
しかし、その均衡が崩れる時がやってきた。